

桜と躑躅が咲き誇る春、緑が眩しい峡谷美の夏、紅葉が水面に映える秋、真っ白に雪化粧した中央アルプスと水鳥が美しい冬など、一年を通じて美しい自然が自慢の恵那峡。
当館の温泉大浴場・露天風呂・貸切露天風呂は、恵那峡の景観を楽しむためのまさに「特等席」。時間を忘れて美しい自然をお楽しみいただけます。
山の中では珍しい塩分を多く含んだ温泉で、海水とほぼ同じ塩分濃度を持っております。全国的に見てもその成分は特殊であり、有馬温泉の成分に似ています。
塩分の作用で保温性に優れており、真冬でも体の芯からポカポカ温まり湯冷めしないのが特徴。冷え性に悩んでいる女性には大変喜ばれております。なお、美肌効果にも優れており、慢性皮膚病にも大変効果があるようです。
大自然やレジャーを満喫したあとには、ぜひゆっくりと温泉をお楽しみいただきたいと思います。

木曽の檜を贅沢に使用した「恵那山(えなさん)の湯」、地元蛭川産の石で作った丸い浴槽が珍しい「笠置(かさぎ)の湯」をお選びいただけます。
ご家族で、ご夫婦で天然温泉露天風呂を楽しみたい方にぴったりです。
貸切露天風呂は予約制となっており、1箇所45分間2,100円(税込)でご案内させていただきます。

当館の温泉を口にした方は必ずその塩辛さと苦さにびっくりされます。
温泉の塩分濃度が海水とほぼ同じくらいである事に加え、マグネシウム(にがり 豆腐の凝固剤)とカルシウムが飛びぬけて多く含まれる事により、「驚くほどしょっぱい」特徴を持ちます。
| 源泉名 | 正式名称「恵那峡奥戸温泉」 通称「恵那峡温泉」 |
|---|---|
| 泉 質 | カルシウム・ナトリウム 塩化物温泉 弱アルカリ性カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉pH7.6 Rn9.2 35.6℃ 266L/分(動力)19.48g/kg H10分析 |
| 効 能 | 神経病、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷性、疲労回復、健康増進、切傷、 火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病など |

山の中にある温泉なのに、何故こんなに「しょっぱい」温泉なのでしょうか?調査の結果、下記の二つの説が有力なようです。
一つは、太古の海水が温泉の主成分であるという説です。1600万年前、この地方は海であったと考えられます。今でもお隣の瑞浪市では、ごく浅い地層から貝殻を多く含んだ地層が見つかり、海岸線の名残がはっきりと記されています。花崗岩の地層に浸透した太古の海水が、少しづつ温泉に溶け出しているのではないかと考えられています。
もう一つは、長い時間をかけて様々な成分が太古の地下水に溶かし込まれたとする説です。数億年前に溜まった地下水の中へ、2億年前のジュラ紀頃に炭酸ガスやカルシウムの成分が溶かし込まれ、さらに白亜紀後期のマグマ活動により塩分も追加されたのではないかと考えられています。
1500mの地下まで潜っていくわけには行きませんので正確なところは分かりません。ただ、どちらかと言うと”太古の海水”に浸っていると考えたほうがロマンがあってよいのではないでしょうか。